フリーランスのエンジニアが仕事を獲得していくためには、セルフブランディングが重要です。セルフブランディングは、自分自身の人となりやエンジニアとしてのスキルを企業にアピールするためには不可欠で、継続的な仕事の受注にも繋がってきます。
自身をブランド化することで、イメージアップやビジネスチャンスが広がり、さらには単価アップも期待できるなどメリットは大きいです。また、自身をしっかりブランド化すれば自身の強みが明確になり、これからを見つめ直していくこともできます。自然と専門性も定まることから、今後エンジニアとしてどのように活躍していくか、方向性の確認やキャリア形成にも役立てられるでしょう。
セルフブランディングでまず大切なのは、市場やセグメントの選定です。どの市場やセグメントに対し、自身を売り込んでいくのかを決めましょう。スキルと専門分野を見極めて、参入先を選定するのが重要です。その際は、中長期的キャリアを加味していくと良いでしょう。
市場やセグメントが決まったら、参入先で求めている人材のニーズを抽出していきます。どのようなスキルが求められているのか、しっかり見極めていきましょう。そして、自己分析をして自身の強みや弱みを理解しておくことも大切です。今までの実績を振り返って、成功・失敗の例をリストアップしてください。アピールポイントが明らかになり、改めて自分自身を客観的に評価したり、価値を見出したりできます。